タイムスに気になる記事がありました。
以下沖縄タイムスから引用
【豊見城】東日本大震災で、福島県から豊見城市に避難している清水大永(ひろなが)さん(28)が29
日、豊見城市根差部のマックスバリュとよみ店内に、持ち帰り専門の韓国料理の店舗を出店した。大永さんは在日韓国人3世で、提供される豚丼などは、母・承
玉(しょうぎょく)さん(52)から受け継いだ味。妻の愛(めぐみ)さん(24)と8月に沖縄で生まれ「琉」の一字を名前に盛り込んだ長男琉永(りゅう
と)ちゃんが見守る中、「うれしくて言葉にならない」と声を詰まらせた。
福島県出身の清水さんは白河市で昨年5月、家族で韓国料理店を開店。しかし3月の震災や福島第1原発
事故で、琉永ちゃんを身ごもっていた愛さんへの影響を懸念した。沖縄は清水さんの祖父が1971年ごろ仕事の関係で韓国から移住、妻子を呼び寄せた土地
で、現在も浦添市に祖母の金又姫さん(76)が住む。清水さん夫婦は3月、避難した。
清水さんは派遣社員として働きつつ、5月に豊見城市で開かれた震災復興支援イベントに出店。味が評判
を呼び、長蛇の列ができた。同イベントの実行委員長だった宜保晴毅豊見城市長がイオン琉球に、清水さんの長期的就労支援を要望。同社は、とよみ店の出店ス
ペース1カ月間無償提供などの支援を決めた。また、出店経費は同イベントでの義援金を活用した。
「Korian Kitchen こま豚」と名付けた店舗では、韓国の豚カルビ焼きをどんぶりにアレ
ンジした豚丼、小麦粉と卵の生地に海鮮を入れたチヂミ、餅に甘辛いたれを絡めたトッポギを手ごろな値段で販売。オープン初日は、福島県から承玉さん、浦添
市から金さんも駆け付け「感無量」「うれしい」と涙ぐんだ。
清水さんは「僕らが頑張って笑顔でいることが、恩返しになる」と決意を述べた。営業は午前11時から午後8時まで、当面無休。
以上引用終わり。
お婆ちゃんの金さんは以前某デパートの食品売り場で韓国食材を販売してました。
日本にきたばかりの私のオクさん。そこに行っては話し相手になってもらったり
オマケしてもらったり。
本当にお世話になりました。
最近、お会いしてなかったこともあり「ひょっとして会えるかも」との期待を胸に
「こま豚」さんを訪ねると。。。
ラッキーなことに金さんがいらっしゃって10数年ぶりの再開。
お変わりなく元気に働く姿を見て感動。
清水さんも実直な人柄がうかがえるとても印象の良い方でした。
大変なご苦労をされながら開店にこぎつけたお店。
もちろん周囲の人たちの支えがあってこそですが「支えたい」と
思わせる本人やご家族の人柄がそうさせたんでしょう。
豚丼とチヂミ美味しかったぁ!人柄って料理に出るんですねぇ。
お時間のある方はぜひ行って召し上がってみて下さい。