課題を解決するって大変です。
韓国で暮らしてたのは、軍事独裁政権から民主化へと変わり始めた頃。
社会のひづみや大衆の鬱積した思いが膿のようにでてきて毎日のようにデモが行われ、街は催涙弾の煙で真っ白、戦闘警察が学生を追い回し警棒で殴りつける。そんな光景が日常の風景。
そんな時代でした。
ウチの向かいに活動家の集まるアジトがあって時々、お邪魔させてもらいました。
ある活動家と話してたとき、私が「この国は課題がいっぱいで大変だね」というと彼が「だからいいのさ。課題がはっきりしてるからするべき行動もはっきりと分かる。行動して少しずつでも解決したら国が変わって行くことを体感できる。幸せなことだろ?」
街で起きてる惨状をみるととても幸せとは思えませんでしたが、少なくとも彼らを見てて何かこう、精神的な充実感を得られてるように感じました。
実際、学生や労働者の活動で民主化を達成しつつある、社会を変えてきたという実感を持つ事のできる時代の活動家だったからそう言えたのでしょうけど。
あれから20年以上たって発展した韓国。彼らは今幸せなのか?それとも、あの頃のほうが良かったのか?
はたしてあの時代の課題は解決したのか?
尋ねてみたいな。
息子のミニバスのこと書いてたら「課題」って単語でてきて、彼のこと思い出してしまった。ハハ、ちょっとクラかったかなあ。
parqueさん
もっと韓国の話を聞きた~い!
このブログを読んで私も過去の思い出がよみがえりました。
実は85年にアメリカに留学したころ、最初にできた友達が韓国人で毎晩一人の部屋に集まり「お国」の話をしていたのです。中には「北」の学生も2人いてトークバトルに火がつき、号泣する場面も。。。
あの頃聞いた話、一気に思い出してしまいました。(もう20年以上前のことなので忘れていましたが)
自分と変わらない年なのに、自国について、政治について熱く語る彼らがとても大人に見えて、日本人ってホントつまらない、子どもっぽいなあって思いました(自分も含めて)
今度機会があれば、お話聞かせてくださいね。
韓国語レッスンもお願いします。私韓国語の電子辞書持ってま~す。ただ持っているだけで、活用できてな~い[E:sad]
しょこらさん。おはようございます。
ほんと、彼らと話してていかに、自分が子供かを思い知らされました。
自分らもよくトークバトルしました。酒の席ではじまっちゃったら最後は本当のバトルになって翌日、青あざとか(o^-^o)
国に対するアツさはかないませんね。
韓国語使ってないんで忘れてきてます。怖いのは家内も韓国語忘れてきてる事。
「これ韓国語でなんていうんだっけ?」
「忘れちゃったあ」
ウチも韓国語の電子辞書必要かも・・